言わずと知れた大手リサイクルショップである「ブックオフ」と、ネット売買専門の「ネットオフ」

ネットオフはともかく、ブックオフに関しては利用したことがない人の方が少ないほど有名でしょう。

 

これら二つのお店は名前こそ似ていますが、サービス内容は根本から違っており、明確な違いが6つあります。

 

双方に詳しくない人からすれば、どちらも似たようなもので、何が違うのかイマイチ分かりませんよね。

そこでこの記事では、「ネットオフとブックオフの違い」「結局どっちで買取するのがお得なのか」の二点について解説をしていきたいと思います。

これから漫画本やCDなどを売る予定があるなら、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

 

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そもそもネットオフとは?

引用元:ネットオフ公式サイト

ブックオフに関しては説明不要だと思いますが、ネットオフについてはそもそもどんなお店なのか知らない人が多いでしょう。

まずは、簡単にネットオフというお店の概要を知っておきましょう。

ネット売買専門のお店である

ブックオフのように実店舗は持たず、インターネットでの通信販売と宅配買取のみを提供しています。

メインはあくまで宅配買取の印象が強いですが、最近では通信販売にも力を入れており、ブックオフとは少し違った路線に進んでいますね。

その成長は著しく、2012年には「1年間で中古の本をインターネットでもっとも多く販売した会社」として、ギネス認定されているほどです。

元々はブックオフとも関係があった

2020年現在、ネットオフを運営している会社は「リネットジャパングループ株式会社」です。

そしてこの会社は、実はブックオフコーポレーションの起業家支援制度の第1号として生まれた、「株式会社ブックオフウェーブ」が改名したものです。

 

つまり、元々ネットオフはブックオフの支援を受けて作られたサービスで、子会社みたいなものだったわけですね。

 

正確には、サイト設立当初は「eBOOKOFF」という名前でしたが、あとあとネットオフに変更しています。

ただし、現在は両社の間に資本関係等はなく、全く別々の会社として活動しているようです。

 

あまりウンチクを語っても仕方ないので、ネットオフに関する話についてはこれくらいにしておきましょうか。

ネットオフとブックオフの6つの違い

では、早速本題に入っていきましょう。

ネットオフとブックオフの違いは、大きく分けて下記の6つになります。

 

ネットオフとブックオフの違い
  1. 運営会社
  2. 実店舗の有無
  3. 買取ジャンル
  4. 買取方法
  5. 宅配キットの仕組み
  6. 査定UPキャンペーン

 

では、それぞれ一つずつ見ていきましょう。

1.ネットオフとブックオフは運営会社が違う

先程もチラッと触れましたが、ネットオフとブックオフは運営している会社が違い、現在は全くの別物です。

ネットオフは「リネットジャパングループ株式会社」、ブックオフはご存知「ブックオフコーポレーション」ですね。

まあこの話はユーザーにとっては大して関係ないので、別に覚える必要はありません。

 

ただ、「ブックオフの宅配買取バージョン」だと思ってネットオフを使ったら全然違う会社だった、という勘違いは結構起きてます。

 

ブックオフには「ブックオフオンライン」という【ブックオフ】公式宅配買取サービスがあるので、ブックオフの宅配買取を使う予定の人は間違いのないようにしましょう。

2.ネットオフには実店舗がない

これも先程触れましたが、ネットオフはインターネット上での通信販売と宅配買取のみで経営しており、ブックオフのように実店舗を持っていません。

無店舗経営と聞くと何やら珍しい様にも感じますが、お馴染みのAmazonも無店舗ですし、今時そういったお店は無数に存在します。

 

実は「買取」というサービスの場合、無店舗経営をしているお店の方が高く買取ってもらえる可能性が非常に高いんですよね。

 

これについては「【2020年最新版】漫画本の買取でおすすめの店は〇〇一択だぞw」で詳しく解説していますので、これから漫画本を売ろうとしている人や、理由が気になる人はぜひ読んでみてください・

3.買取ジャンルが異なる

ネットオフとブックオフでは、買取を受け付けているジャンルが、下記の通り異なります。

 

ネットオフの取扱いジャンル
書籍、漫画本、CD、DVD、ゲーム、フィギュア、抱き枕カバー、プラモデル、ブランド品、スマホなど

 

ブックオフの取扱いジャンル
書籍、漫画本、CD、DVD、ゲーム、フィギュア、抱き枕カバー、プラモデル、ブランド品、スマホ、アクセサリー、ジュエル、バッグ、金・プラチナ、カメラ、パソコン、オーディオプレイヤー、電動工具、美顔器など

 

大体は同じですけど、ブックオフの方が多少幅広く買取を受け付けています。

一番気を付けないといけないのは、「コンビニコミック」です。

 

コンビニコミックはブックオフの場合は買取可能ですが、ネットオフは買取不可なので、売ろうとしていた人は注意してください。

 

逆にコンビニコミックの可不可以外は大して変らないので、あまり気にしなくても大丈夫です。

4.宅配買取の方法が違う

両者の間では、宅配買取の方法がちょっと違うんです。

ブックオフはいたって普通で、公式サイトから申し込んだら、売りたい商品を一つのダンボールに全部詰めて送るだけでいいのですが、ネットオフは売りたいジャンルによって申し込み先が違います。

 

というのも、ネットオフの宅配買取は「本&DVD」「フィギュア」「ブランド品&総合」という三通りに分かれており、自分が売ろうとしているジャンルを選ばないといけません。

 

要は、漫画本とフィギュアをネットオフに売りたい場合は、二回に分けて申し込みし、二回宅配をしないとダメってことですね。

漫画本だけ売りたいとか、フィギュアだけ売りたいという人は問題ないですが、そうじゃない人は二度手間になってしまいます。

倉庫の管理状況とか、何か理由があるのでしょうが、ちょっと面倒臭いですね汗

5.無料宅配キットの有無

両者ともに送料などの手数料は一切掛からないものの、「宅配用のダンボール」が貰えるかどうかの違いがあります。

 

ネットオフは2020年現在、完全無料でダンボールを6つまで貰えますが、ブックオフは一つも貰えません。

 

宅配買取を実際に使ってみるとよくわかると思いますが、ダンボールが貰えるかどうかってかなり重要です。

ダンボールが貰えないとなると、それだけで手間が一つ増えてしまいますからね。

「手間が掛からないこと」を売りにしている宅配買取で、面倒臭い手順があったら、本末転倒なような・・・汗

 

※ブックオフを批判しているわけではありません。

 

そもそもネットオフも期間限定で無料にしてくれているだけですからね。

 

当サイトイチオシのbook-station (ブックステーション)」なら年中ダンボール無料で、買取価格も激高ですから、漫画やCDなどを売りたい人は超おすすめですよ。

6.査定UPキャンペーンの有無

2020年現在、ブックオフの宅配買取は特に査定額アップキャンペーンはやっていませんが、ネットオフは下記の通りいくつかやってます。

上記は、発売日から経過した日数によって、買取保証がされているキャンペーンですね。

要は、「高く売りたきゃ早く売りましょう」という話です。

他にも、「フィギュアは無条件で査定額20%アップ」とか「初回利用時は1000円プレゼント」など、宅配買取専門店ならではのキャンペーンが頻繁に行われています。

 

当サイト経由でネットオフに買取を申し込むと、買取価格がアップするクーポンが使えるので、ぜひ下記からチェックしてみてください。

>>>ネットオフ公式サイト

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ブックオフとネットオフはどちらがお得?

ここまで、ネットオフとブックオフの違いについて解説してきました。

ですが、本当に気になってるのは今まで話してきたような内容ではなく、「結局どっちがお得に売れるのか?」って話ですよね。

決め手はキャンペーンの有無

結論から言ってしまうと、ネットオフのキャンペーンが適用されるかされないかに左右されます。

素の買取価格は両者の間に大きな差はないので、お得に売れるかどうかの境目は、ネットオフのキャンペーンに全てが掛かっているんです。

ネットオフとブックオフの買取価格比較

参考までに、今が旬のタイトルの新作の買取価格を見てみましょう。

ネットオフ ブックオフ
ワンピース95巻 250円 200円
名探偵コナン97巻 240円 200円
僕のヒーローアカデミア25巻 240円 200円
ワールドトリガー21巻 240円 200円
鬼滅の刃18巻 250円 200円
3月のライオン15巻 300円 200円
ヲタクに恋は難しい8巻 440円 300円
暁のヨナ31巻 250円 200円
おやすみカラスまた来てね。4巻 160円 200円
BEASTARS16巻 120円 200円
春待つ僕ら13巻 120円 180円
恋と国会1巻 160円 200円
キン肉マン69巻 120円 180円
なんでここに先生が!?9巻 160円 250円
違国日記 5巻 180円 121円
地獄楽 8巻 120円 200円

※2020年一月現在の買取価格です。

 

この通り、新作漫画に関しては両者ともに大差はないというか、タイトルによってどっこいどっこいって感じです。

ですから、最もお得に売りたければ、それぞれの買取価格を調べて、高い方で売るという面倒な作業が必要になります。

まあ、基本はネットオフ側のキャンペーンの内容次第ですね。

 

旧作の場合、ブックオフで売ると「0円」になるケースが多々あるので、必ずブックオフオンラインで買取価格を確認しましょう。

 

ネットオフは旧作をいくらで買い取ってくれる?

また、ネットオフで旧作漫画を売った場合は、1円~20円ほどで買い取ってくれます。

安くない?と思うかもしれませんが、これが漫画本買取の相場です。

残念ながら、新作もしくはメディア化で人気爆発中以外の漫画本は、その程度にかなりません。

 

筆者の経験上、バリバリの旧作でも一冊20円~40円ほどで買い取ってくれたのは「book-station (ブックステーション)」だけですね。

 

ネットオフとブックオフどっちがお得なのか?という話からは少々ズレてしまいましたが、ブックステーションはそれほど良心的なお店でした。

まとめ

ネットオフとブックオフの違いについて解説をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

どちらも歴史と実績があり、利用者から親しまれているお店です。

これを機に、あなたの漫画本やゲームなどを一斉に売ってみましょう!

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