今から約15年ほど前までは、十分現役だったビデオテープも、今では過去の産物となってしまいました。
DVDの先代機に当たる定番の「VHS」や、持ち運びできる録画機として大活躍だった「8mmビデオ」「BETA」など、お世話になりましたよね。
しかし、技術が急激に進んだ現代では、そんなビデオテープたちを見るのはハッキリ言って「非常に難しい」です。
ご存知の通り、当時のビデオテープが再生できる機器はとっくの昔に製造中止をしていますからね。
きっとあなたも、自宅に眠っているビデオテープを再生する手段がなかったため、このページにたどり着いたのだと思います。
結論から言ってしまえば、ビデオテープを再生する手段は存在します。
この記事では、「ビデオテープを見るにはどうしたいいのか?」という点について徹底解説していきたいと思います。
タイトルの通り、諦める必要は全くありません。
あなたの大切な思い出の映像ですから、このまま劣化を続け完全に再起不能になる前に手を打ちましょう!
はじめに
薄々気が付いているかもしれませんが、ビデオテープはDVDと違って長い間放っておくと劣化を続け、最終的には99%再起不能なります。
アナログ機器なので、中身のテープが切れたりカビが生えたりするだけでも、まともに再生できなくなります。
そんな状態を放っておけば、完全に見れなくなってしまうのも分かりますよね。
ですから、手遅れになる前に「行動」して頂きたいというのが筆者の思いです。
「子供の運動会の映像」「ホームビデオ」「結婚式の映像」などが二度と再生できなくなるのは本当に悲しいことですからね。
ビデオテープを見る方法2選
今の時代において、ビデオテープを見る方法は大まかに分けて「2つ」しかありません。
では、その2つの方法とは一体どんなものなのか、解説していきたいと思います。
その1.再生機器を購入する
メーカー側はとっくに製造を中止していますが、「リサイクルショップ」「通販」「オークション」などを使えば一応購入できます。
しかし、この方法を筆者は絶対におすすめできません。理由は2つあります。
一つは、機器にプレミア価値がついている場合が多く、気軽に手を出せる価格ではないからです。
下記の画像はAmazonのVHS再生デッキの売れ筋ランキングです。
とてもじゃないですが、少量のビデオテープを再生したいが為だけに払える金額ではないと思います。
8mmビデオや他のビデオテープの再生機器も、VHSほどではないですが高値がついています。
もう一つの理由は、「再生機器を買ったところで100%映るとは限らないから」です。
機器の値段諸々の話より、こっちの方がおすすめしない理由としては強いですね。
「せっかく何万円もする機器を買ったのに映らなかった」なんてことになったら、お金の無駄ですし、なにより虚しいですよね。
何万円もする粗大ゴミを買っただけ、という事態が起き得るんです。
ただでさえ安定して再生できる保証がない過去のビデオテープのために背負うリスクとしては大きすぎます。
これらの理由により、筆者は再生機器の購入はオススメしません。
そもそも、再生機器を買ったところでビデオテープの劣化が収まるわけでもないので、後々必ず再起不能になってしまいます。
その2.ビデオテープをDVDにダビングしてくれるサービスを使う
筆者がおすすめする方法は圧倒的にコチラです。
あまり聞き馴染みのないサービスだと思いますが、その名の通り、各種ビデオテープをDVDにダビングしてくれるサービスがあるんです。
筆者はつい最近このサービスの存在を知り、自宅にあった何十本ものビデオテープを復活させることができました。
このサービスの強みは、ビデオテープを再生できるようになるだけでなく、「DVD」に焼き直してくれることです。
再生機器を買えば、一時的に再生は出来るかもしれませんが、テープ本体は劣化を続けるため、永久保存は出来ません。
しかし、DVDに焼き直すことによって、半永久的に保存が出来るのです。
焼き直すと言っても、元のビデオテープは当然返却されるので、そこは安心してください。
このダビングサービスについては、下記の記事でより詳しく解説していますので、気になった人はぜひご覧になってください。
>>>【想い出が蘇る】ビデオテープをDVDにダビングしてくれるサービスが凄い
筆者が実際に使ったダビングサービスは下記のリンクから公式サイトへアクセスできます。
<ビクターダビングサービス>公式サイト
まとめ
「ビデオテープを見るにはどうしたらいいのか?」という話をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
何度も言っていますが、ビデオテープはいつかは必ず再起不能になってしまいます。
あなたの想い出が沢山詰まっているビデオが二度と見れなくなってしまう前に、ダビングサービスを使ってDVDに焼き直すことをオススメしますよ。