今では姿を見ることさえなくなってしまった、「VHS」や「8mmビデオ」などのビデオテープ。
きっとあなたの自宅にも、何十年か前に撮影したビデオテープが残っているのではないでしょうか。
昔のビデオテープって、ふとした時に見返したくなっちゃいますよね。
「子供の運動会の映像」「結婚式の映像」「ホームビデオ」など、人によって様々な想い出が詰まっていることだと思います。
ですが、悲しいことに今の時代、自宅にビデオテープの再生機器を持っている人の方が少ないでしょう。
昔の機械って時間が経つと高確率で故障してしまうので、ビデオテープが再生できなくて困ってる人は多いはず。
きっとあなたも、自宅にビデオテープを再生する手段がないから、このページに辿りついたのだと思います。
しかし、この記事のタイトル通り、今からビデオテープの再生機器を買うことはオススメできません。
それよりも、もっと他に賢い選択肢が存在します。
この記事では、「ビデオテープの再生機器の購入をおすすめしない理由」と「他の賢い選択肢」の2点ついて話していきたいと思います。
ただでさえ壊れやすいビデオテープですから、再生するなら慎重に行動をしていきましょう。
Contents
なぜビデオテープの再生機器の購入はおすすめできないのか
きっとあなたの率直な感想は、「なんでオススメできないの?再生機器を買えばビデオ見れるじゃん。」だと思います。
そう思うのは普通ですし、筆者は最初はそう思っていました。
オススメできない理由は、明確に2つありますので、まずはそれについて話していきます。
その1.ビデオの再生機器は思っているよりもずっと高い
「ビデオテープなんて昔の機器だし、再生するデッキだって高くても2000円くらいでしょ。」って思いますよね。
ご存知の通り、ビデオテープが再生できる機械はとっくの昔に製造を中止しています。
今後も、再びビデオデッキが市場に出回ることもほぼないでしょう。
そうなるとどうなるか。価格が一気に高騰します。(プレミア価値が付く)
DVDが普及し始めたころ、VHSのビデオデッキは中古でいくらでも安く買えましたし、8mmビデオなどの小さいテープ用の再生機器も安く買えました。
それが今となってはそこらのブルーレイプレイヤーよりも価値がついているのです。
下記の画像は、Amazonに売っているVHS用の再生デッキの売れ筋ランキングです。
見ての通り、DVD全盛期だった頃には想像できないような、ビックリするくらいの価値が付いてしまっています。
当然VHS用だけでなく、8mmビデオやBETAなどの再生機器もVHSほどではないですが、相当な価値がついています。
要は、「多くても30本程度のビデオを一時的に再生するためだけに、これほど高価な機械を買う必要は果たしてあるのか?」という話ですね。
筆者は「ない」と考えています。お金持ちならともかく、普通の家庭で35000円はそこそこ厳しいですからね。
この「価格面」での問題だけでも結構ヤバそうに聞こえると思いますが、おすすめできない本当の理由は2つ目にあります。
その2.再生機器を買ったところで100%映る保証は一切ない
あなたの自宅にあるビデオテープはきっと、購入してから数十年経っていることでしょう。
当たり前ですが、ビデオテープはアナログ感満載の媒体なので、時間の経過ととも劣化し、最終的には再生不可になります。
つまり、あなたが高いお金を出してビデオデッキを買ったところで、テープが再生できるとは限らないのです。
お金を損した気持ちよりも、ワクワクして待っていたのに再生できなかった虚しさや悲しさの方が強いと思います。
簡単に言うと、あまりにもリスクが高すぎるということですね。
そもそも、仮に一時的に再生できたとしても、ビデオテープの劣化が止まるわけではないので、いずれは使えなくなってしまいます。
そんな理由もあって、筆者は今からビデオの再生機器を書うことはオススメしません。
では「賢い選択」とはなにか?
「じゃあどうすればいいの?」と思いますよね。
そこで、おすすめする方法が「ビデオテープをDVDにダビングしてくれるサービス」を使うことです。
おそらく耳にしたことがないサービスだと思いますが、名前の通り、各種ビデオテープをDVDにダビングをしてくれるサービスです。
筆者はこのサービスを使って、自宅に眠っていた大量のビデオテープを再び再生することができました。
もちろん、一時的に再生できるだけではなく、DVDに焼きなおすことで半永久的に保存が可能になります。
焼き直すと言っても、元のビデオテープは当然返却されるので、そこは安心してください。
このダビングサービスについては、下記の記事でより詳しく解説していますので、気になった人はぜひご覧になってください。
>>>【想い出が蘇る】ビデオテープをDVDにダビングしてくれるサービスが凄い
まとめ
「今からビデオテープの再生機器を買うことはおすすめしない理由」について話してきましたが、いかがでしたでしょうか。
やはりビデオテープは寿命というものが必ずあるので、なるべく早い段階で手を打つべきだと思います。
このまま放っておけば、二度と再生できなくなってしまうことでしょう。
ダビングサービスを使って、あなたも過去の想い出を再び見ることができるようになるのを祈っています。
<ビクターダビングサービス>公式サイト